最近つくづく思います。
子供の個性って生まれたときからほんとにさまざま。
体操教室で出会う他の子供たちや、お仕事で出会うお客様の子供たち、、、こんなに小さいうちからこんなに性格が違うものだとは全く知りませんでした。
人見知りも場所見知りもせずどこでもニコニコしている子もいれば、興味のある方向にどんどん走り出しちゃうマイペースな子、逆におとなしくてモジモジモジモジしている子。(←これニヒルちゃん)
恥ずかしながら今まで、子どもは親の育て方や性格で、ある程度性格が方向付けられると思っていました。
もっとはっきり書けば、親がちゃんとしつけていればちゃんとした子になるはず。公共の場でもどこでも走り回ってぎゃーぎゃー騒ぐ子はちゃんと親が叱ってしつけるべきだ。と。
ですが、育児をしてみて、言葉が通じない間は叱ったところでさらに泣くだけだし、言葉が通じだしても叱ったところで聞かない。ということを思い知りました。
叱られたからやめとこうなんて思考回路はまだないんですよね。
私は最近、ニヒルちゃんに言葉が通じるようになってきて、育児が楽になってきたと感じていたのですが、それはニヒルちゃんが「大人しくて恥ずかしがりの個性の子」だからというのが大きいのかなと気づきました。
1人でどこかへ行ってしまうこともない(出来ない)し、知らない人の前で大声を出すこともしない(出来ない)。
「じっとしなさい」「静かにしなさい」は言った事はほとんどありません。
図書館の中くらい?
なので、大人しくていい子だね~と大概言われます。家の中では大人しくないんですよ。
でもそれは私たちがしつけたのでも教えたのでもなく、そういう性格なんですよね。
そういうニヒルちゃんに、もっと元気にどんどん遊んでいいよ、一人であそこに行っておいでとか、みんなの前で大きな声出してみて!と言っても恥ずかしがって絶対出来ないと思います。
逆にそれと同じように元気で活発な子に「じっとしていなさい」「静かにしなさい」は出来ないんですよね。
見ている親からしたら、どこに行っちゃうか分からないし危ないし、乳児期よりもさらに大変で気苦労が絶えないと思います。疲れて叱る気になれずほったらかしになったりするのも今なら分かるようになりました。
高齢夫婦のすでにヨレヨレの私たちには元気で活発な子だったら育てられないだろうと、大人しい子になってくれたのかもしれません。
昔の私はなんて了見が狭かったんだろうと反省しきりです。
しつけが個性を上回るのはいつぐらいからなのでしょうか?4歳くらい?小学校入ってから?それとも??
ごはんはあまり食べないのに、おやつやバナナは欲しがって、でもバナナはちょっとだけ食べてポイってすることもしばしば。でもあげないと泣き喚くし。
そろそろちゃんとしつけを頑張らないといけないのかな~~~。
いまだにどうやって叱ったらいいのか、しつけたらいいのか、全然分かりません。