nagameの子育て日記

田舎暮らしの子育て日記です。2015年7月、42歳で高齢初産しました。

RSウィルス肺炎で入院まで

 

昨日も書きましたが、ニヒルちゃん、肺炎になり入院しています。

 

先々週末の三連休の初日の土曜、幼稚園で夕涼み会という夏祭りがあり、参加しました。

夕方といえども灼熱地獄でしたが、小さい子供たちの浴衣や甚平姿、盆踊りもかわいかったです。ニヒルちゃんも興奮冷めず、夜帰ってからも、もらった花火をしたいと喚きだし、仕方なく人生初花火。

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火を怖がって結局自分ではほとんどできませんでしたが。笑

 

 

 

ところが翌朝から食欲がなく、午後から発熱。熱はどんどん上がり夕方には40度越え。

 

でも、日曜なので病院は休み。

以前も同じように休日に熱が40度を超えた時があり、その時に#8000(小児救急相談)に電話して聞いたら、高熱だけで元気があるなら大丈夫、41.5度を超えたら救急に行ってくださいと言われたことがあったので、その晩は様子を見ました。

 

翌日も熱は下がらず、食欲もなくぐったり気味で咳も出始め、夕方には40.9度まで上がったので、さすがに心配になって、休日の小児救急に行きました。

 

そこでの診断はウィルス性の風邪とのことで、薬も解熱の座薬ももらい、熱が高いだけで大したことはなさそうだと、安心して帰りました。

 

 

そのとき、

「明日はかかりつけ医に行ってくださいね」

 

と言われたのですが、ニヒルちゃんのかかりつけの病院嫌いは半端なく、行くだけですごい抵抗されるのを考えると、診断は風邪なんだし、安静にして薬を飲んでおけば明日には回復するかな~と思ってしまい、病院に行きませんでした。

 

ところが翌日も熱は下がらず、座薬も効いていないような?。

 

どんどんぐったり具合も増していき咳もひどくなって、もはや寝るか咳が出て水を飲むか抱っこするかしかしない状態。

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さすがに心配になって、夫が会社の人から聞いてきた、いろいろちゃんと検査してくれるらしいという大きな総合病院へ行くことにしました。

 

 

 

まず問診。

胸の音が結構しんどそうだということで、「もしかしたら入院も十分あり得ますよ」

と言われ、びっくり。

 

すぐにレントゲン撮影、血液検査、点滴。

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このとき私はまだ、「まさか!」と思っていました。 だって風邪でしょ?

 

 

 

しかも私はなんの前知識もなかったので、入院となると、

 

(え?こんな小さい子でも入院して一人で寝れるのかな?)

(え?もしかして昼間は病院に来たとしても、夜は私、仕事に集中できるんじゃ?)

 

とか思ってしまっていました。。。。ばかですね。

 

 

そして検査結果、

かなりひどい肺炎を起こしてますので、入院したほうがいいです。とのこと。

 

レントゲン写真で肺の部分がかなり白くなっていて、心臓の形が見えなくなっています。血液検査の結果、ばい菌の値がものすごく上がっているので、どうやらそれがこじれているよう。とのこと。

 

肺炎!!?ただの風邪じゃなかったの?!

 

お母さん、付き添い入院も大丈夫ですか?と言われ、初めて24時間付き添い入院が必要ということを知りました。

大丈夫も何も、どうしようもないので大丈夫と言うしかありません。

 

入院が決まり、追加で数種類の検査をしました。

その結果、RSウィルスが陽性

RSウィルスとばい菌のダブルパンチでこじれて肺炎までになってしまったよう。

 

RSウィルスの検査は外来では1歳未満しかできなくて、1歳以上は入院患者にしか検査できないんだそうです。なので、小児救急に行ったときに診断されなかったのは仕方ないことのようです。いろいろ事情があるんですね。

 

かなりの肺炎なので、薬でどうにかなるレベルではなくて、そしてRSは効く薬がないので、とりあえずばい菌を退治する抗生物質と点滴で処置するしかない、

しかも、RS肺炎はピークが長くて、まだまだ回復には時間がかかりそうとのこと。

 

RSは普通は2歳までにかかることが多くて、重症化するのも2歳まで、3歳以上は体力がついてRSにかかってもほとんど風邪症状くらいにしかならないからわからないことも多いんだそうです。

(ということはきっと、幼稚園ではRS持ちの子がうようよいるんだと思います。)

 

その中でニヒルちゃんは体が小さくて、しかもばい菌も入ってしまって、3歳目前にしてたまたま重症化してしまったようです。

 

幼稚園に入ってから5月まではよく体調を崩したけど、6月からは皆勤で丈夫なほうだと思っていたのに!体小さいことがこういうところで影響してしまったんですかね。

早産や低体重児だとRSが重症化しやすいそうで、そうではなかったか確認されました。

2歳未満でRSウィルス肺炎で重症化すると喘息になることもあるそうです。今回はたぶん大丈夫と言われましたが。

 

RSって聞いたことはあったけど、何の知識もありませんでした。

 

 

そして、家に帰る間もなく病室へ。

今満床なので、RSは感染力が強いから隔離しないといけなくて、もしかしたらほかの病院に行ってもらうかもと言われましたが、なんとか空けてくれて入れました。

 

 

そしてその待っている間に友人とLINEのやり取りをしていると、付き添い入院について心配してくれました。

以前の経験から付き添い入院は

・保護者の食事は出ない

・保護者はお風呂に入れない

・柵のあるベビーベッドで添い寝なので狭くて眠れない

・大部屋は夜泣きの連鎖で眠れない

 

。。。。。という、なんという過酷な試練!!なのだそう。親が倒れそう!

 

 

え?マジで!!?これはやばい。

と、ビビっていたのですが、通された部屋は4人部屋で、あと一人しかおらず、まだましで、しかも食事も保護者分も追加料金を払えば用意してくれ、お風呂も入れるとのこと。よかった~。

たまたまですが付き添い入院しやすい病院だったようです。

 

仕事帰りの夫に家から着替え、歯磨きなどの荷物を持ってきてもらいました。

そして入院生活が始まりました。

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 手が点滴のために包帯でぐるぐるです。

 

 

翌日には運よく個室に移れることに。

もしももっと重症で小さい子のRS患者が入ってきたら戻らないといけないけれど、そして、個室に入ったら、子供は個室から出ること禁止(大部屋の場合はラウンジみたいなところには行ってもいいと言われていました)になりましたが、トイレも洗面台もあり、全然楽でした。

 

 

 

長ーくなってしまったので入院してからは後日。