nagameの子育て日記

田舎暮らしの子育て日記です。2015年7月、42歳で高齢初産しました。

片腎という衝撃。検査、そしてまた検査の春

春なのに世の中どんよりしていますね。

コロナコロナだし、身内事ですが義母が物忘れがひどくなってきているようで心配だし、わたしはまた頭痛、そして今日は東日本大震災から9年。

余談ですが朝ドラではたけし君が白血病とか。涙

 

なんとかなんとかコロナ早く終息してほしいものです。

 

幼稚園は今のところやっているので本当にありがたいです。

 

そんな中、ニヒルちゃんには別問題が起こりました。

 

前々回の記事で喘息だったことが判明して落ち込んだところだったのですが、その診察から1週間もたたない2月初旬に、幼稚園から呼び出しがあり、微熱があってお腹が痛いと言っているので迎えに来てくださいとのこと。

 

お腹が痛いって言ったのは生まれて初めてのことで、不思議に思いながら迎えに行きました。

すると、もう痛くないと言い出し、熱ももう下がったそうで。

 

ここのところずっと不機嫌だったし、ほんとに痛かったのかな~?と半信半疑ながらも、嫌がるニヒルちゃんを無理やり連れて一応病院に行くことにしました。

 

そして診察。

お腹がずいぶん張っているそうで念のためレントゲンを撮ることに。

すると腸にガスと便と、胃に残渣(胃にのこっているごはん?)がとても溜まっていることがわかりました。

 

実は通っている幼稚園はまあまあマナーに厳しめの幼稚園で、もしみんなの前でオナラをしてしまったら、「失礼しました!」って言わないといけないのです。

幼稚園児にそこまでしなくていいんじゃないかって思うんですけどね。

きっとそれが嫌で幼稚園ではずっと我慢してるんじゃないかと思い当たりました。

結局その場で浣腸してトイレで特大オナラを出してスッキリ。

 

 

 

で、ここまでは笑えるのですが。

 

 

レントゲンを撮った際、ガスが溜まっている場所と胃の位置ががずいぶん普通と違っていて、気になるのでCTスキャンも念のため撮りましょうということになりました。

 

その結果。

 

先生「あらま。腎臓が1個しかないですね。」

 

は?」

 

 

「普通は2個あるんですけど1個しかないようで、そのせいで胃の位置がずいぶん左に寄っているようです。

たまたまわかって、まさにひょうたんからこまですね」

 

「え?」

 

「まあ、腎臓は移植も出来るくらいですから1個でも大丈夫と言われている臓器ですからね」

「片腎であることに気づかす一生を終える人もいると思います。」

 

 

「そうか、そうなんですね。よくあることなんですか?」

 

 

「私は初めてです。」同年代のアラフィフ先生です。

 

 

「え?」

呆然。

 

ちょうど新しく来られた先生がそういう専門の先生なので、次回詳しく検査しましょう。と言われました。

 

生まれつき腎臓が一つというのは「先天性片腎(へんじん)」というそうです。

ヘンジン。。。

 

 

頭でどう捉えていいのかわからないまま家に帰りました。

 

高齢出産だったのに普通に健康に生まれてきてよかったって思っていたのがそうではなかったということに、ず~~~~んとなっていました。

 

そして帰って検索してみると、先天性片腎は1000人に1人くらいの割合で起こるそうで、そして先天性片腎の場合、子宮関係にも異常があることがあるそうで。

 

ますますず~~ん。検査までの間、ついつい不安になりました。

 

 

その間にも一度夜中に咳がひどくなって嘔吐してしまい、病院へ。

これが喘息発作なのかと思い、心配になっていったのですが、大したことないそうで安心。

今度はその2日後には熱が出て、食欲もなく心配しましたが翌日には回復してお遊戯発表会。

練習で疲れがたまっていたのかも

 

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これはこれで記事にしたかったけどどんどん時が過ぎ。

 

 

その次の日に検査に行きました。

尿検査をしてエコーを撮り、血液検査。もちろん採血でギャン泣き。

 

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その結果、腎臓は通常より大きいですが一つでも正常なようです。とのこと。

ほっと一安心。

 

一つしか腎臓がないので、異常がないか今後1年に1回は経過観察で検査が必要だそうです。

ただ、子宮系の異常があるかは、確かに腎臓が形成される頃に子宮系も形成されるのでそういう事例もあるとのことですが、今はまだ小さすぎてわからないとのことでした。

 

 

 

。。。。。で、ここで終わらず。

 

 

腎臓は片腎でも大丈夫そうだけど、ただ、エコーで見てみると腸が腸炎のような症状が出ていて、便も固く溜まっている。尿管逆流の疑いもあるので次回もう一度検査しましょうと言われました。

 

今度は「尿管逆流症」だそうです。芋づる式で出てきます。

 

「排尿、排便はいかがですか?便秘気味ではないですか?」

と聞かれて、

「え?普通に便秘でもないし大丈夫です」

って答えたのですが、そういえば、最近、トイレに一人で行けるようになったので、実際見ていないことに気づきました。

もしかしたらウン〇が硬くて出にくいことを隠したくて一人で行っていたのかも?

なのに私は一人で行けるようになってエライエライと褒めてしまっていました。

そしてここのところずっと不機嫌で食欲少なめだったのはお腹がなんとなく気持ち悪かったのかもしれない。

 

 

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珍しく自分から夕寝をしてそのまま朝まで寝てしまったり。

 

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朝の寝起きも悪く、超絶機嫌が悪かった。

 




4歳が初めてのお腹の不調を言葉にするのは難しかったんだと思います。

全くそこに頭がいかなかった私はなんてバカなんだ。

 

 

尿管逆流の検査のために次回、造影CTスキャンという検査をすることになりました。

本当はその日に一緒に出来たらよかったらしいのですが、風邪気味、便秘気味ということで次回に。

造影CT検査というのは、絶食をして点滴で造影剤というものを体内に入れて、CTで血液の流れが見えるようにしてCTを撮るというものだそうです。

造影剤でまれにアレルギーを起こすことがあるので喘息もちで風邪気味なら危険かもしれないらしいです。

 

 

ああ、点滴か~。また泣くだろうな~と、気が重い。

そして便秘を直すために軟便になる薬も飲まなくてはならなくなりました。

そんな薬を飲ませながら、幼稚園に行かせていいのか迷ったのですが、私も仕事がとても混んでいるときに重なってしまって、どうしようもなくて、先生に連絡ノートに書いてお願いしました。

下剤ではないのでちょうどいい具合に緩くなったようで、問題なく。

次の日の夜には出るようになり、風邪も直りましたが、引き続きずっと情緒不安定で、すぐに泣いてすぐに怒り。

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いつものパン屋でも。

体調が悪いんだろうな~と思いつつ手を焼きました。

 

 

そして造影CT検査の日。

朝から絶食で、点滴開始。

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それから造影剤が入るまでお腹ペコペコの中2時間携帯ゲームなどでしのぎ、CT検査。やっぱり尿管逆流症があるようですとのこと。

 

尿管逆流症というのは、通常は腎臓から尿管を通って膀胱に行き、それから排尿されるという一方通行なのですが、尿管と膀胱の間の弁がうまく閉じず、逆流することがある病気で、これも生まれつきなのだそうです。

逆流してばい菌などが腎臓に行ってしまったら尿路感染症を起こして高熱が続いたり腎臓を傷めたりするそうで。

腎臓が一つしかないのでそのリスクを避けないといけないということだそうです。

 

便秘だったり、おしっこを我慢したりすると膀胱を刺激して逆流することがあるそうです。

そういえばオムツが取れてから、オシッコの間隔は普通の子より長くて、大人並みでした。夕方行ったらそのまま朝までということも結構あり。そういう子なんだくらいにしか思っていなかった私。なんてバカだったんだ。

 

赤ちゃんの頃からお腹がぽっこり出ていたのも、片腎や尿管逆流でガスが溜まりやすかったりするのか、いろんなことがつながるのかもしれません。

お腹出てるね~~なんて笑っていたけど、原因があったということです。

 

そして、逆流症がほぼあると分かったことで、大きな病院で泌尿器科の先生に診てもらった方がいいということで、今度は違う病院で、専門の先生に診てもらうことになりました。

 

で、それと同時になるべく寝る前と朝のオシッコを習慣づけて1日に5~6回は行くようにしてください。と言われました。

ヒルちゃんも話を聞いていて半分くらいはわかっているようで、ちゃんとトイレに行くようになりました。

それから偶然かもしれませんが情緒不安定も治まり、朝の目覚めもよくなりました。

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朝にバスが来るまでに記念撮影を撮る余裕も出来ました。

そういえばひなまつりもミモザの日もいつの間にか終わってた。。。。

排尿排便がどれだけ体調に影響するのか、今までどれだけトイレに関して私が注意してなかったかを痛感します。

 

 

そして先週大きな病院へ。

小児科ではない泌尿器科なので、待合室に絵本もなく、しかも世の中すでにコロナコロナで殺伐とした雰囲気。

 

1時間待って診察。

今回は前の病院での診断結果やデータを見てエコーをしてもらって、次回に今度は点滴をしてアレルギー抑制剤を投与してから膀胱CT検査をすることになりました。

 

検索をしてその検査をする可能性がわかっていたので、その検査にならないといいなあと祈っていたのですが、やっぱり避けては通れませんでした。

 

尿管から造影剤を入れるそうでめちゃくちゃ痛そうだし心理的にもつらい。女性の若い先生が検査するそうでまだよかったです。

友人が中学生の頃にその検査をしたことがあるそうで、しかもオッサン先生だったそうで、その頃に発覚してこういう事態になるよりは、まだ記憶に残るか残らないかの年齢だからよかったのかもしれません。

 

次回、その検査をして、手術的なものが必要かどうかが決まると思います。

尿管逆流は赤ちゃんの頃なら薬で治癒したかもしれないけど、4歳ならもうそれは望めないそうです。

 

 

片腎も尿管逆流症も生まれつきということで、もしかしたらつわりの時にあまり栄養を取らなかったからかなとか、高齢出産だったからかなとか、考えても仕方がないんだけど、一人になると考えてしまって申し訳ない気持ちで落ち込んでしまいます。仕事が忙しいのが逆に幸いかもしれません。

 

春休みに入ったら検査です。2月から何回目の検査だろうか。

 

ちょっとお腹が痛いと念のため病院に行って、念のため検査したことで、たまたまいろいろなことが芋づる式に分かって、逆にラッキーだったと思おうと思います。

 

 

記録のためにもめちゃめちゃ長い記事になってしまいました。

 

排尿排便の習慣は大切。

原因不明の高熱が続いたら尿路感染症の疑いがあるそうです。

赤ちゃんのうちなら投薬で治癒するそうです。

 

どなたかの参考になればと思います。

 

 

 

そしてもしも、ニヒルちゃんの腎臓にいつか問題が起きて、腎臓移植が必要になったとき、私の腎臓を移植できるように、なんとか健康で、天災にも備えて、生きていきたいと思います。