三連休、家でマッタリしています。
ニヒルちゃんはオットのちょうどいいクッションになるお腹(笑)の上で爆睡しています。
一時期、育休&不倫で話題になった国会議員の話題もすでに風化してきました。
うちのオットはその育休取りました。
オットは地方の中くらいの規模の会社に勤めていますが、
育休を取得したのはオットが社員初だそうです。
言葉は普及してきていますが、実際まだまだですよね。
私もずっと働いてきましたので、育休や産休がなかなか取りにくいのはよくわかります。他の人に負担がいきますからね。
しかもオットは仕事にはまじめな人で、他の人よりも早く出社して帰りも遅いタイプでした。
なので、最初にオットが言いだしたときにはびっくりで半信半疑でした。
私たちは両実家とも県外で結構遠くて、私の実家にはフェリーで往復しないといけないので里帰り出産もしなかったし、身近に親類はいないし、友達もほとんどいなくて、しかも高齢出産で。私のその不安がだいぶ伝わっていたのかもしれません。
ちょうど同じ部署の女性が昨年産休をとって育児の大変さがよくわかっておられたようで後押ししてくれて、しかも上司の方がとても理解のある尊敬できる方らしく、本当に同僚の方に恵まれました。ありがたいです。
違う部署だったら取れなかったかもしれません。
でも本当に本当にとってもらってよかったです。
正直、育休前は、私は一人の時間も結構好きなので、家にずっとオットがいるという事は、赤ちゃんの世話プラスでオットの相手?(笑)となると、逆にめんどうだったりしないかな~とか思っていました。
ですがそうでは無かったです。
率先して家事を頑張ってくれたということもありますが、なにより二人で育児をしているという実感があるし、普段の家事も理解してくれるようになりました。
たとえば、食事の献立を考えるのってめんどくさいんやな~とか、出来た料理が出てくるのってありがたいな~とか言うようになりました。
私はズボラ妻なのでたいした料理はしていませんが、それでも、ごはんを作るのが当たり前と思われているのと、ありがたいって思ってもらえるのとでは、作り甲斐が全然違いますよね。
オットが協力的ではなくて、しかも家事もこなさないといけなくて、他にもストレスのある生活だったら、、、、ほんとにゾッとします。
泣きやまない赤ちゃんに対してイライラしたり産後ウツや産後の離婚危機が起こるのは当たり前だと思います。
2人目なんて考えられなくなるだろうし。
オットは育休を取りましたが、取ってしまえば 意外と大丈夫だったようです。
逆に休み中に、意外と会社から電話等も無くて、ちょっと寂しいな~なんて言ってましたが。
あの国会議員さんは育休宣言したとき、議員には代わりがいないのだから普通のサラリーマンとは違う。育休なんてダメだろう、なんて言われていましたが、サラリーマンだって同じだと思います。
事故にあったり体調を崩して入院したり、身内に不幸があったりなど、急に休まないといけない不測の事態は国会議員であれサラリーマンであれ誰にでも起こりうる事です。
むしろ育休なんて、時期はある程度予測できるから計画的にできるし、連絡だって取れます。
とれない、とれるわけないと、多くの人が思いこんでいるからなかなか普及しないだけだと思います。
人生で休まないといけない事は誰にだって起こり得るのだから、そのときにカバーし合えるような心構え、仕事の仕組みづくりを普段からしていかないといけないんじゃないかと思います。
早く育休を取るのが当たり前な社会の雰囲気になればいいのにな~と思います。
ニヒルちゃんは間違いなくお父さん大好きっ子になると思います。笑
これから育休を計画している方へ。
オットの育休は1ヶ月とちょっとでしたが、欲を言えばあと1ヶ月あったらベストだったかもしれません。産後3週間から1ヶ月半くらいが一番しんどかった気がするからです。
産まれた直後は産後の体のしんどさはあるけれど赤ちゃんがいる生活が新鮮で、無我夢中で3週間くらいは過ぎました。その後、少し慣れて来た頃に赤ちゃんも少し成長して、泣くバリエーションが増えたりして、これがまだまだ続くのか~と気が遠くなるような感じがして精神的にはしんどかったです。
夫が育休明けに初めて赤ちゃんと1対1になった日に、朝からずっと泣かれて、へとへとになって私も一緒になって号泣しました。今となってはそれも懐かしいですけど