年末ぐらいからか、幼稚園にお迎えに行くと、帰りに園庭の鉄棒の練習をしたがるようになりました。
足掛け回りというのはすぐにできたのですが、逆上がりはおろか前回りも怖がって、ずっとできませんでした。
私は寒いし早く帰りたくて、
「無理しないでいいよ。そんなに簡単じゃないんだからもういいよ。あと1回だけよ~。」
なんて毎回言っていました。
が、前回りができるようになり、逆上がりも練習するようになりました。
でも脚が全然上がっていなくて、できる気配は全然なし。
私が小さかったころ、鉄棒は苦手で逆上がりは結局できた記憶がありません。
私に似てると思い込んでいたのでできるはずないと思っていました。
なのに、「年長になるまでにできるようになりたい!」と言い出し、毎日毎日繰り返し練習。だんだん足が上がるように。
一度私が支えてあげたときにうまくいかずに落下させてしまったこともあったり。
ほんとにごめん。
手にはマメもできています。
そしてとうとう年長になった始業式の日の帰りに!ほぼ宣言通り!
逆上がりできました!
めちゃくちゃ嬉しそうなその瞬間も、動画に収めることも出来ました!
始業式にもらったばかりの年長の帽子をかぶっているのでまだタグ?がついたままです。
私の方は嬉しかったというより心から尊敬です。
本当にできるようになった。すごいな~~。
男の子はできる子も多くてぐるんぐるん連続で回る子なんかもいますが、女の子でできる子はまだ少ないようで、出来るようになったら楽しくて気持ちいいのでしょう、今でも毎回鉄棒をして帰ります。
そもそもここまで頑張ったのは、ぐるんぐるん回れる男の子に、ニヒルちゃんにはこんなことできないでしょ~と言われたことが発端だったようで、できた瞬間に〇〇君に明日見せてやる~っと言っていました。
すごい負けず嫌いです。
私も負けず嫌いだったけど、小学校低学年くらいまでは引っ込み思案のウジウジした子だった記憶。。。オットもおとなしめの子だったそうで。
当たり前だけど、やっぱり親子でも違うんですね~。
できないと思い込んでいた小さいころの自分も、ニヒルちゃんもできないだろうと思い込んでいた今の私も、とても恥ずかしいです。申し訳ない。
ガニ股だったし足が速くはならないと思っていたのに、急に速くなって年中ではリレーの選手にも選ばれました。
そして先日、ランドセルの展示会に行ったのですが、体が小さいので、断然軽いランドセルの方がいいと思っていたのに、ニヒルちゃんは
「重いランドセルの方が足が速くなる訓練になるから!」という謎の意思(‼)で重い方を選びました。笑←そこはまだ私が迷い中で購入できていませんが。
年長になるときも、自分から、
「厳しく鍛えてもらいたいから、怖くて有名なN先生のクラスになりたい」
と言っていました。
・・・・・え?
あなたまだ5歳ですけど~~~~!
どういう思考回路???炭治郎の影響なのでしょうか???笑
何はともあれ、負けず嫌いってすごい原動力です。
ニヒルちゃんは運動神経がいいとは思えません。笑
でもあきらめないってすごい。あきらめなければいつかできるようになるかもしれない。
選手になるような子はきっと元々の運動神経の良さが必要不可欠だと思いますが、今はまだ運動神経がいいとか悪いとかよりも、負けず嫌いだったりあきらめなかったりやる気がある方が伸びるような気がします。
スイミングで少し私がやる気をそいでしまったかなと反省する部分があったので、やる気や負けず嫌いを生かしてあげられるよう、いろんなマイナスな思い込みをしないよう、気を付けていきたいと思います。
付き合うのは大変なんですけどね~。